6月の言葉

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    〜愚痴をいわない〜
     今月は、伏見支部 学生部の野村が担当をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
    今月の会長先生のご法話は「愚痴をいわない」です。
    会長先生は「愚痴」という熟語を用いて、不平不満を口にしがちな我々に、その原因となるものと、「真実の道理」を知ることで、愚痴をこぼしそうなときに智慧の心がそれを鎮めてくれる。と説かれています。
    僕は、今現在、大学4回生で就職活動の真っ最中です。ですが、ほとんど行動しないまま、ずるずると就職活動の良い時期を過ごしてしまいました。必死に活動をする意欲が湧かないと言い、筆記試験などの事前準備や、面接から逃げて、だらだらと過ごしていると、研究室の活動も疎かになり、怠惰に過ごしてしまっていたのです。
    当然、両親からは「就職活動もまともにしないでどうするつもりなんだ」とお叱りを受けました。そこでふと、会長先生のご法話を読ませていただいて、愚痴が多くなっていることに気が付きました。「怠い、面倒くさい、やる気が出ない」
    ご法話にある「言っても仕方がないこと」を言って、自分自身が間違ってはいないのだと、傲慢になっていることに気が付きました。ふと我に返ってみると、大学の授業をサボりがちになったり、遅刻が多くなったりと、怠惰に大学生活を過ごしてきた影響が出たのだと思います。
    しかし、これらのことに、僕は気づいてはいたのです。遅刻は良くないことだと。後々に影響が出てくるから普段から気を付けるべきだと言われ続けてきたことですし、自分に言い聞かせてきたことです。
    しかし、いつからか多少授業を休んでも単位はもらえるなら問題ないと、タカをくくってしまっていたのです。実際、説明会が午前中にある日に、寝坊をしてしまい、結局行かなかったこともありました。
    この大学生活でそれがどんどん蓄積され、心をも怠惰になり、愚痴をこぼすだけのものになってしまったのです。
    ご法話の一説には、『愚痴の対象が「自分に大切なことを教える仏の説法だった」と思えたとき智慧の心がはたいらいている』とあります。
    僕の場合、愚痴の対象はほとんど、両親や大学の教授でした。その存在は、全て僕のことを思い、「これは為にならないから」、「こうすれば力がつくから」と助けてくれる存在です。
    それはすなわち、『自分に大切なことを教えてくれる』存在なわけです。確かに僕は、それらの言葉を「面倒くさい」の一言で片づけ、愚痴を言い、無下にしてきました。
    この時の僕は、彼らを嫌な存在という認識をしてしまいました。しかし、今、ご法話を読ませていただいたお陰さまで、『愚痴の対象が「自分に大切なことを教える仏の説法だった」』と思えることができました。
    ですので、今まで無下にしてきた両親や大学の教授からいただいた思いを大事にして、これからの就職活動に臨みたいと思います。ありがとうございました。

    合掌
    伏見支部 学生部 野村 尚平

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