7月の言葉

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    〜相手を認め、讃える〜

    今月は、教会学生部長(右京支部)の石川が担当をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
    7月号のテーマは「相手を認め、讃える」です。「いのち」を讃嘆する、「仏・菩薩の徳をほめ讃えること」、相手の「いのち」を讃嘆すること…、これらは私にはまだまだ難しいことでありました。
    私にとって理解しやすかったのは、その後にある「ノウハウや言葉ではなく」というサブテーマです。保育の道を目指す私は様々な施設へ実習に行き、実際の現場で「ほめる」保育を見てきました。「相手をほめるというのは、自分の心を開くこと」、本当にその通りだと思います。ある実習生で自閉症の子供ばかりが集まった10人のクラスを担当したのですが、一人ひとりの個性は本当に様々で会話が出来ない子供や目も合わすことが難しい子供もいました。3歳児ということでまだまだ園生活には慣れていない為、「褒めること」を一番大切にし、叱ることはありません。その方針に沿って初日から実習に取り組む中で分かったことは、自分が心を開き褒めるからこそ、「すごいねぇ!」の一言がその子供にちゃんと届くということです。1日目、2日目は子供も私自身も慣れていない為、褒めの言葉が届きにくかったのですが、一日一日を大切にして心を開いた関わりを持っていると、一人ひとりの子供が好きなこと嫌いなこと、何を楽しんでいるか、何が気に入らなくて泣いているのか、また何を怒っているのかが自然と分かるようになってきます。そこで「泣かないで」「ダメでしょ」と言っても子供には伝わりません。ではどうすれば良いのか。それは、その子供に合った環境、ダメと言われない環境を保育者が整えることが大切なのです。その子供を「一人の人間」として見ることで小さな成長も大きな成長も見え始めます。見守りながら、環境を整えていくと本当に心が開いた「すごいねぇ!出来たねぇ!(出来るようになったねぇ‼)」が自然と言える自分になり、それが子供にも伝わり、成功体験が次の成長に繋がっていくのです。「教えるほうも、教えられるほうも、ともに成長していくことの大切さ」を実際に体験し、その体験が自分の自信になっていることを改めて感じております。そこで繋がるのは会長法話の中にある、「相手のいのちを讃嘆すること」、そして「人を認めて讃えることも、じつは人のためではなく、自分を磨く実践の一つ」ではないかと思います。
    今回、会長法話を何度も何度も読ませて頂きましたが、読みながら自然と体験が当てはまり、テーマである「相手を認め、讃える」ということが少しずつ分かっていったような気がします。何気ない生活の中でも、相手を認め、讃えながら、自分も相手も成長していけることを心がけていける「一人の人間」になりたいと思います。

    合掌
    教会学生部長 石川ゆうか

    【佼成7月号はこちらからご覧頂けます】
    【朗読版はこちら

     


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