今月のことば

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    〜和らぎをもたらす言葉〜

     

     今月は洛叡支部の森岡佑太が担当させて頂きます。よろしくお願いいたします。今月の会長先生のご法話を拝読させていただいて感じたことを、私のエピソードを添えて話させて頂きます。

     

     今月の佼成のタイトル『和らぎをもたらす言葉』を見た時に、パッと私の頭に思い浮かんだのは「ありがとう」という言葉でした。「ありがとう」には、人を和ませる力があると思ったのです。
    会長先生のご法話の中身を知る前から思い浮かんだこの言葉は、今の自分に必要な言葉だと感じました。今まで私は、周りの人々や特に家族に対して、していただいた事を当たり前だと思っていたり、何かしていただいたことにも気付かず鈍感でいたりしていたからです。

     

    会長先生のご法話の中の『嘘は他人を惑わせ、和合を破り、結局は自分を苦しめるのです。』という所から、大学に通っていた時のことを振り返りました。私は、大学で何度も留年した上、挙句の果てに中退をしました。その過程は、私は勉強についていけていないにもかかわらず、家族には「大丈夫」と嘘を付き、自分が勉強をできている風に装っていました。
     

    「ばれずに済まそう」、「何とかなる」、という自己中心的な考えしか持っておらず、親のお陰で大学に行くことができているという感謝の気持ちがありませんでした。まさにこの時、嘘をつき、家族や周りの人を惑わせ、和合を破り、自分自身を苦しめ、そして家族を苦しめていました。
    中退してからは、正社員ではありませんが勤め先がすぐ決まり、のほほんとした気持ちでいました。しかしそんな時、親しくさせていただいている青年部員さんに、大学を中退したことと、パートタイマーではあるけど働くことを告げると、「今の気持ちのままでいいのか。仕事に就くまでの一週間、朝の6時から教会で一緒に懺悔経(仏説観普賢菩薩行法経)をあげて、本当の意味で親にしっかりサンゲをして、新しいスタートをきらないか。」と言われました。

     

    私は「わかりました」と言ったものの、初日から寝過ごして行けなかったり、ご供養の途中から入ったりする日もありました。途中で、「もうやめようか」と聞かれました。親に嘘をつき続けたこと、自己中心的な考えしかもっていなかったこと を、本当に申し訳ないと思っているのか。
    もっと自分自身の心を見つめる為にも、「続けさせて下さい。」とお願いし、一週間続けました。私はこのことがあったお陰で、しっかりと自分がしてきた事を見つめ、仏さまにサンゲすることができ、新たな気持ちでスタートが切れました。

     

    ご法話の結びのところで、『私たちの幸せを誰よりも念じて下さる両親やご先祖の愛心を…』とありますが、私はこの部分から「親への感謝をしたい」と思い、最初に思い浮かんだ「ありがとう」という言葉が結びつきました。
    今でもまだ小さい嘘はつくことがあります。それでも以前の自分に戻らないために、これからは自己中心的な考え方は捨てて、他人への感謝の気持ちと思いやりを持って生活していきたいと思います。

     

    また、会長先生のご法話の中に「正直に生きる誠実さを忘れないこと」と書かれている通りに、私は自分に正直に行動し、自分も他人も大切にしていきたいです。ありがとうございました。合掌

     

    洛叡支部 森岡佑太
    【佼成7月号はこちらからご覧頂けます】
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