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    12月の言葉

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      〜弁を尽くす〜

       

       本年は、京都教会にとって節目の年でした。
       発足60周年を迎え、6月2日には記念式典、10月13日には記念祝賀会を催すことが出来ました。
      これもひとえに歴代教会長さん、幹部の皆様、サンガの皆さま、そして外部から支えて下さる皆様のお陰さまと感謝致します。ありがとうございました。

       

       立正佼成会では、12月は新年のスタートの月として捉えています。発足記念の感謝と共に新たな精進の決意で臨みたいと思います。

       

       さて、佼成12月号では会長先生より「弁を尽くす」とご指導頂いています。
      前段では「言葉の力」と題して、人間が生まれもって授かった心、すなわち「人」としての素朴な感情や意思を言葉を使ってまわりの人に伝え、コミュニケーションを繰り返すなかで「人間らしい心」が育ってきた、と教えられました。

       

      そして、さらに人とよりよい関係を築くためには、「この人に幸せになってもらいたい」一心で教えを伝えた「富楼那に学ぶ」ことだと後段で教えて下さっています。「人びとの心に喜びを与え」「対話する相手一人ひとりの受け止め方をよく理解し」「大切なことをだれにもわかるように」思いやりをもって言葉を交わすことが大事である、と。
       

       そこで思い出したことがあります。「開祖さまを想う」竹村欣三著の一部です。
      「かつて、開祖さまが東京の教会長さん方と東京・椿山荘で御食事をされた後、ある男性の教会長さんが先頭になって2万坪もある回遊式庭園内をご案内することになった。ところがどう間違えたのか行けども玄関のところに出られない。それでもやっとのことで玄関の車寄せに辿り着くことが出来た。このときも開祖さまは恐縮しきりの男性教会長さんに『今日は君のお陰で、ふだん見られないところをいろいろと見させてもらえた。有難う。』とねぎらいの言葉をかけられたという」
      何という開祖さまのお優しさ、素晴らしさ。多くを語らずとも瞬時の思いやりの一言が『弁を尽くす』ということなのだと私は感じたのです。

       

      その教会長さんは、どれ程冷や汗をかき、自分を恥じ、責め、生きた心地すらしなかったことでしょう。そして開祖さまのそのお言葉がどれ程有り難く、温かく、心に沁みて救われたことでしょう。私にはとても真似のできることではありません。
       

      しかし、怯まず、その時、その時目の前にいる人に対して、大事に弁を尽くしてふれあいたいと思ったのです。まずは主人ですね。

       

      合掌
      総務部長 竹岡千賀
      【佼成12月号はこちらからご覧頂けます】
      【朗読版はこちら


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