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- 2023.06.06 Tuesday
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〜あなたも私も、みな仏〜
4月号の佼成では会長先生より「真(まこと)の自分を知る。生仏一如(しょうぶついちにょ)と気づく。それが、私たちの一生のテーマ」と、教えて頂いております。
前段は「衆生と仏は一つ」です。「生仏一如、つまり衆生と仏は本質において一つであり、衆生以外に仏はない」と教えて頂くように、仏さまは私たちから遠く離れたところにあるのではなく、仏さまは私たちの中にあり、私たちは仏さまの中にある、と私はとらえさせて頂きます。 自分と仏さまが一つとは、どのようなことなのでしょう。「笑顔で人とあいさつを交わすと心が和んだり、人の苦悩を知れば胸が痛み、人の喜ぶ顔を見ると嬉しくなるのも、私たちが生仏一如、凡聖不二の身にあずかる人間だから」と教えて頂きます。私たちは自分に仏性があり、相手の仏性を拝むことによって、皆が等しく仏さまの大いなる命の中で生かされていることを、日々の実践を通じて学ばせて頂いています。て、悔いのない日々を送りたいと思います。 後段は「真(まこと)の自分を知る」です。「仏とは、つまり自分が仏であることに気づいた人のこと」であると教えて頂くように、私たちは自分の中に慈悲の心を感じて悦びを得ることがあります。 そうはいっても妄想と執着によって自分の輝き(仏性)に気づけない私たちですが、サンガの皆さんと日々の精進を積み重ねることによって「自らの尊さに気づくこと、真(まこと)の自分を知る」ことに近づけるのは、とてもありがたいことです。 会長先生は、真(まこと)の自分を知ることの実践として、昔の禅僧の教えを示してくださいました。 私は一見強い精神力があるように見られがちですが、心に弱いところがあります。また、人になじめず、他者と比較して自分の能力が足りないことに悲観したり、落ち込んだり、時には無気力になってしまいます。 そんな自分に対して、会長先生がお示しくださった自分の心の中にある仏(仏性)と問答をする習慣をつけてみようと思います。 「おい、(川崎)泰弘」と自らが自分の心に呼びかけ、「はい」と答えて、さらに「私(仏)の声が聞こえるか」「はい」、「人さまのために自分の命を使うように努めているか」「はい」、「真の自分を見失うことなく精進するのだ」「はい」と問答を交わして、自分と仏が一つであることを見失わないように、精進していきたいと思います。 【佼成4月号はこちらからご覧頂けます→佼成4月号】
合掌
京都教会壮年部長 川崎泰弘