1月の言葉

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    〜ほんとうの自分に帰る〜

     

     「令和」の元号はじめてのお正月を迎えました。明けましておめでとうございます。
     

     「令和」の時代が始まった昨年もまた、世界的な気候変動の影響を受けて深刻な自然災害が頻発し、多くの尊いいのちや家屋が失われ、今なお復興の途上にある方も少なくありません。犠牲となられた方々のご冥福お祈りし、災害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。
     

     さて、会長先生は今月のご法話の冒頭で、初春にふさわしい次のような歌をご紹介くださっています。「かたちなき時間といへど一年がゆたけきままにわが前にあり」(佐藤佐太郎)。その意味するところは、新たな年を迎えた私たちの前には、豊かで、まっさらな「時」が広がっているというのです。さらに「どのような一年にするかは、すべて自分にかかっている」と述べ、一年をどう過ごすか、どう成長、進化させていくかを自身に問うことをお勧めくださいました。
     

     その上で、釈尊の一子であり、後に仏弟子となった羅睺羅の修行をご紹介くださり、「密行第一」と称されるに至った理由は、「先輩たちの指導や助言を素直に聞き、謙虚になって、人が見ていないときでもひたすら教えを学び、実践しつづけたから」と、仏道修行を行う上で「素直さと謙虚さ」こそが大切な徳目であるとし、その努力精進の先にこそ、貪・瞋・痴などの煩悩を離れた「ほんとうの自分(仏性)」に帰ることができるとご教示くださいました。まっさらな一年が、まるまる私の前に広がっていることを思う時、この一年をどのようなテーマをもって歩むのか、考えただけでもワクワクしてまいります。
     

     人間は、心の羅針盤によってその人の生き方の方向性を決めてしまいます。仏教ではこれを「一念三千」(心の一念が三千世界の及ぶ)と説きます。例えば心の関心(一念)が自己欲にとらわれていれば、自己の都合の良いことばかりに心が動き、行動します。それとは違って、昨年世界的な反響を巻き起こしたスウェーデン人のグレタ・トゥーンベリさん(16歳)のように温暖化による地球の危機を真剣に訴える人は、目先の繁栄よりも地球規模の将来を見据えます。立ち位置や関心(テーマ)によってまるで見え方が違うのです。
     

     振り返ると私自身の人生テーマ(関心事)は、いかに経済的に恵まれ、安定した生活をするかという事でした。父の度重なる借金苦から、私が中学1年の時に両親が離婚し、私は伯父の家に預けられ、中学の終わり頃からは、父親、母親の家を転々とする中で育ちました。こうした不安定な生活の中で、言葉でも態度でも親を批判し、「俺は絶対におやじのようにはならない」と固く心に誓う頑なな生き方をしていました。

     

     そんな私でしたので、人を心から信じることはできません。いつも孤独を感じながら生きていました。
    そんな満たされない想いの学生生活でしたが、大学1年の夏、大学生練成会に参加し、仏教の見方、考え方を学ぶことをきっかけに、私の孤独な人生は一変したのです。一番の変化は、それまで憎んでいた父の立場になって考えることができたことです。もちろん父のすべてが分かった訳ではありませんが、先輩たちの温かなふれあいと勧めによって、それまでの頑なで冷え切った心がまるで氷解するように、私の本心が何を望んでいたのかを素直に見つめ、自覚することができたのです。

     

     すると、父に対して一方的に決めつけていた己の身勝手さに気づき、借金をした父を一方的に裁いていたことを深く反省サンゲすることができたのです。その時に味わったすがすがしい想いの体験が、後にこの道に私を導く機縁となりました。ほんとうの自分に帰るためには、周りの声に耳を傾ける「素直さ」と受け入れる「謙虚さ」が仏道修行には欠くことができません。新年に改めてかみしめさせていただき、精進をお誓いしたいと思います。

    合掌
    京都教会長 中村憲一郎
    【佼成1月号はこちらからご覧頂けます】
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    教会大掃除

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       年末の教会大掃除が12月22日に行われ、多くの会員が参加しました。
      中村教会長は挨拶の中で、「教会は修行の場、本番は家庭。今日の掃除を通して学んだことをご自宅でも活かしていきましょう」と述べました。

       

       京都聖友会は聖壇を、各部各支部は振り当てられた場所を担当しました。始めてご本尊のお身拭いをした聖壇役員は、身の引き締まる思いでさせて頂けた。テレビで年末に大仏のお身拭いが放映されているが、同じような経験ができ、有り難かったと感想を述べていました。


      成道会及び中村教会長就任式

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         2004年12月から2011年12月まで京都に赴任していた中村常務理事が、この度、京都教会長に就任することになり、12月8日成道会の日に就任式が行われ、多くの会員が参加しました。


         式典は奉献の儀、読経供養に続き、会員代表の歓迎の辞があり、中村教会長の挨拶がありました。

        中村教会長はご本部での様子を述懐し、今朝は8時に自宅に迎えがあった後、打ち合わせ等行われ、教会がこんなに忙しいペースで動いていたのかと改めて認識したと述べると会場から笑いがこぼれました。

         

        赴任していた当時を振り返り、壮年部の「一日100回ありがとう運動」が自行に沁みついていると報告。そのお陰で会長先生のお側で仕えることが出来たと述べました。

         

        また成道会の意義にふれ、お釈迦さまが悟りを開いた後の第一声を紹介し、すべての人は仏と同じ性質を持っていると説明。自分は開祖さまや会長先生とは違い、「凡夫」だという言い逃れはやめましょうと教えて下さっており、本当の幸せをつかんでもらいたいという開祖さまの願いに答えていきましょうと述べました。

         

         最後に、命がある限り、菩薩としての働きを行い、周りに喜んで頂ける自分になること、それが出来る自分だと悟る日が成道会ですと結びました。


        平安月報12月号

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          平安月報12月号が出来ました。
          今月は
          1面:佐藤教会長退任式&中村教会長就任式
          2面:今月のことば、七五三式典
          3面:西日本普門合唱フェスティバル、心の眼
          4面:庭野開祖の法話より の構成になっています。
          ぜひご覧になって下さい。→こちら


          12月の言葉

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            〜弁を尽くす〜

             

             本年は、京都教会にとって節目の年でした。
             発足60周年を迎え、6月2日には記念式典、10月13日には記念祝賀会を催すことが出来ました。
            これもひとえに歴代教会長さん、幹部の皆様、サンガの皆さま、そして外部から支えて下さる皆様のお陰さまと感謝致します。ありがとうございました。

             

             立正佼成会では、12月は新年のスタートの月として捉えています。発足記念の感謝と共に新たな精進の決意で臨みたいと思います。

             

             さて、佼成12月号では会長先生より「弁を尽くす」とご指導頂いています。
            前段では「言葉の力」と題して、人間が生まれもって授かった心、すなわち「人」としての素朴な感情や意思を言葉を使ってまわりの人に伝え、コミュニケーションを繰り返すなかで「人間らしい心」が育ってきた、と教えられました。

             

            そして、さらに人とよりよい関係を築くためには、「この人に幸せになってもらいたい」一心で教えを伝えた「富楼那に学ぶ」ことだと後段で教えて下さっています。「人びとの心に喜びを与え」「対話する相手一人ひとりの受け止め方をよく理解し」「大切なことをだれにもわかるように」思いやりをもって言葉を交わすことが大事である、と。
             

             そこで思い出したことがあります。「開祖さまを想う」竹村欣三著の一部です。
            「かつて、開祖さまが東京の教会長さん方と東京・椿山荘で御食事をされた後、ある男性の教会長さんが先頭になって2万坪もある回遊式庭園内をご案内することになった。ところがどう間違えたのか行けども玄関のところに出られない。それでもやっとのことで玄関の車寄せに辿り着くことが出来た。このときも開祖さまは恐縮しきりの男性教会長さんに『今日は君のお陰で、ふだん見られないところをいろいろと見させてもらえた。有難う。』とねぎらいの言葉をかけられたという」
            何という開祖さまのお優しさ、素晴らしさ。多くを語らずとも瞬時の思いやりの一言が『弁を尽くす』ということなのだと私は感じたのです。

             

            その教会長さんは、どれ程冷や汗をかき、自分を恥じ、責め、生きた心地すらしなかったことでしょう。そして開祖さまのそのお言葉がどれ程有り難く、温かく、心に沁みて救われたことでしょう。私にはとても真似のできることではありません。
             

            しかし、怯まず、その時、その時目の前にいる人に対して、大事に弁を尽くしてふれあいたいと思ったのです。まずは主人ですね。

             

            合掌
            総務部長 竹岡千賀
            【佼成12月号はこちらからご覧頂けます】
            【朗読版はこちら


            佐藤教会長 退任式及び送る会

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               2011年12月から8年間にわたり京都に赴任していた佐藤教会長が退任することになり、11月30日、退任式及び送る会を開催し、多くの会員が参加しました。
               

               退任式では佐藤教会長の指導によって救われた会員代表1名が発表。息子とのふれあいの中で「お互い笑顔になることが菩薩行ですね」と言われた言葉が心に残っていると振り返り、息子を褒めることが出来なかった自分が出来るようになり、家庭の中で笑顔が出るようになったと述べました。

              佐藤教会長はあいさつの中で、京都教会60周年という輝かしい年を教会長として務めさせて頂けたこと、11月の佼成ニュースで全国の教会に京都教会ありと広まっていることを踏まえ、益々、人材育成への取り組みや更なる精進をお祈り申し上げますと結びました。


              午後からは体育室において「送る会」が開催され、国会議員・地方議員も出席し、会食を取りながら歓談、サプライズムービーの放映等があり、最後に佐藤教会長の挨拶がありました。その中で、開祖さまの願いが込められた京都教会は、信仰実践の場、諸宗教対話の場、地域への開放の場として更に着実に取り組んで頂きたいと期待を述べました。


              合格祈願の集い

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                京都教会学生部は11月30日、合格祈願の集いを法座席で開催し、国家資格を受験する社会人や2020年春に高校受験する中学生をはじめ、その保護者も参加しました。


                佐藤教会長導師のもと、聖壇役員は学生部員で構成し、祈願文には40名の受験者名を読み上げ、読経供養。その後、記念品授与、法座、学生部長からのメッセージと続きました。

                 

                石川学生部長はメッセージの中で開祖さまのお言葉を引用。「条件のせいにせず、困難なことから逃げるより、自分のこととしてチャレンジしましょう。また自分の限界を決めずに、チャレンジする生き方が仏さまの教えそのまま。あらゆる物事は自分を向上させるきっかけです」と紹介し、受験生にエールを送りました。


                佐藤教会長は、ふさわしい学校に必ず入れるお手配を頂けるので、何も心配することはないと述べ、縦の命の繋がりである親・先祖に感謝すること、それが分かることが合格。また横のつながりである学校の先生、近所の方々、さまざまな人のおかげが分かることが合格だと、これは学生だけではなく、生きることは学ぶこと、学ぶことは生きることだと会長先生のお言葉を紹介し、締めくくりました。


                令和元年 宿直感謝の集い

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                   京都教会壮年部は11月23日、「令和元年 宿直感謝の集い」を開催し、各支部で宿直に参加している壮青年部員が大勢参加しました。
                   集いは第2、3研修室を会場にし、川崎壮年部長導師のもと読経供養から始まりました。
                   その後、教会管理の村上氏から災害時の対応要領について研修が行われ、教会が公共避難所に指定されているため、大地震の際には周辺の自治会から役員が来られることや第二駐車場が待機場所になること、防災センターの宿直者と連携をとって対応すること、また火災の際には、まず非常ベルを鳴らすなど、災害時の初動についてなどの説明があり、今後マニュアル化して宿直室に設置すると述べました。
                   佐藤教会長がお言葉を述べ、自身が大学生時代の体験を述懐。宿直に入ると先輩からの信仰体験を聞くことが楽しみで、宿直は嫌でなく楽しみだったと振り返りました。

                   その後は支部混成で7グループに分かれ、―苗硝〆造砲弔い董↓2019年の振り返りと2020年に向けての討議が活発に行われました。休憩後、支部ごとに分かれ、先程の討議を踏まえ2020年に向けての話し合いが行われました。
                  閉会後は第1研修室に移動し、懇親会を開催。交流を深めました。


                  西日本普門合唱フェスティバル

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                     11月3日、西日本普門合唱フェスティバルが大阪普門館ホールで行われ、京都教会からも「コールコスモス」が出演し、会員も応援に駆けつけました。
                     開会式では台風19号による被災された方々への黙祷から始まり、佼成文化協会長の菅野泰正氏は挨拶の中で会長先生のお言葉を引用し、「私たちはみな兄弟姉妹、被災された方々と心を一つにして復興に取り組んでいきたい」と述べました。
                     コールコスモスが「野口雨情の動物メドレー」を歌いだすと、会場からは手拍子が始まり、その工夫を凝らしたメドレーに大きな拍手が送られました。
                     最後に、佼成文化協会「佼成合唱団」の合唱があり、参加者全員で「衆会」の大合唱を行い、閉式となりました。


                    平安月報11月号

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                      平安月報11月号が出来ました。
                      今月は
                      1面:都教会発足60周年記念祝賀会
                      2面:今月のことば、第29回福祉バザール
                      3面:「核なき世界と非戦の理想」公開シンポジウム
                      4面:庭野開祖の法話より の構成になっています。
                      ぜひご覧になって下さい。→こちら



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